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当クリニックの歯科矯正について
矯正用アンカースクリュー

TADs/矯正用アンカースクリュー

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診査診断の結果、歯と歯の引っ張り合いのメカニズムだけでは、ベストな治療結果が望めない場合があります。 そんなとき歯と矯正用アンカースクリューの引張り合いのメカニズムにすることで、良い治療ゴールに導けることがあります。前歯を下げたい方、状態が悪い歯を矯正の抜歯部位に選びたい方、開咬の方などに非常に効果的です。


 矯正用アンカースクリュー

矯正用アンカースクリューは生体への害が無く、骨との親和性が高いチタンで作られています。矯正治療では、このスクリューを顎の骨に埋入し、これを不動の固定源として歯を移動します。2012年、やっと厚生省の認可を受けました。諸外国は早かったのですが・・・。アメリカでは既に学生の実習の項目になっているそうです。


 アンカースクリュー矯正のメリット

前歯が前方に出ていて気になる方の矯正治療で、在宅時等にヘッドギアを使用していただく場合があります。しかし、特に社会人の方は使用時間が上手くとれない方もいらっしゃって、前歯を十分に引っ込める事や咬み合わせをベストにすることが難しくなってしまうことがあります。ところが、矯正用アンカースクリューを埋入した場合は、ヘッドギアを使用しませんので、在宅時間(睡眠時間)が短い方や諸事情でヘッドギアが使えない方でも十分な治療結果が望めます。

どの部位の歯を抜くかは、主に歯の動きで決まります。しかし、状態の悪い歯がある場合は、通常選択しない部位の歯であってもそれを抜歯対象にすることがあります。その場合、かみ合わせの面で不利な治療結果になることが多いのですが、矯正用アンカースクリューを使って歯の動かすと、積極的に状態が悪い歯を抜いた場合でも理想的な治療結果が望めるようになります。

また、開咬の方の治療で従来は外科手術を併用した矯正治療が多く選択されていたような場合でも、矯正用アンカースクリューを使った歯の動かし方にすることによって外科手術を行わなくても一定の治療結果が望めるようになりました。


 アンカースクリュー矯正のデメリット

成功率
50%台から90%台までいろいろな報告があります。

再埋入
アンカースクリューが安定しなかった場合は、少し位置をずらして埋入しなおしになります。
どうしてもスクリューが安定しない場合もあるそうです。

事 故
埋入には細心の注意を払いますが、偶発事故としてアンカースクリューが歯根にぶつかって、歯を傷つけてしまう可能性があります。

後戻り
埋入の確実性が増してきたことで、アンカースクリューを使った矯正治療後の安定性が検証されています。特に開咬の治療後や歯列全体の後方移動後の安定性では注意が必要です。

歴 史
他の矯正治療と比較して、新しい技術といえます。

かなり長期の予後では予期せぬ事象が起こる可能性は0ではないのかもしれません。


 スクリューを埋込した後

痛 み
埋入当日は若干の痛みと埋め込まれた感があります。痛みがあるときは痛み止めを飲んでください。翌日まで痛みが残るようなことはあまりありません。不具合があればご連絡ください。

注 意
スクリュー脱落の原因となりますので、指で触らないようにして下さい。

清 潔
柔らかい歯ブラシでやさしく汚れを落とし、清潔を保ちましょう。


 矯正治療が終わったら

一般的な歯科用インプラント(歯が無くなった所に埋めるもの)とは違って、矯正用アンカースクリューは矯正治療が終了したら、速やかに撤去します。


 矯正用アンカースクリューの埋込費用について

当院では、矯正用アンカースクリュー1本に付き¥35,000(税別)(レントゲン代,薬代,消毒代,撤去代込み)となります。再埋入では、一切費用はかかりません。


 当クリニックでは

数年の情報収集期間を経て、2005年よりTADs/アンカースクリューを応用し始めまして。その後、本当に必要な方だけに1世代目の製品を使用してきました。60本以上に対し成功率は、82%程でした。2009年より次世代の製品にバージョンアップしました。アンカースクリューを埋入する患者さんの割合はかなり多くなりましたが、現在の成功率は90数%です。また、埋入翌日以降に痛み止めを飲んだという患者さんはほとんどいないようです。歯肉に直接埋入するということで、あんまりイメージ良くないTADs/アンカースクリューですが、それだけで方法として選ばないのは、あまりにもったいないと思わせるほどの優れた効果です。
狂信しているとの誤解を恐れずに書けば、矯正用アンカースクリューの出現は矯正治療において「革命」ともいえる出来事で、矯正治療の診断が大きく変わってきたのだと思います。

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