2011.02.22
矯正治療ー治療
体力がもつ限り
歯を動かす治療を終える患者さんの診療があると、
次の日は決まって寝不足になります。その理由は・・・
ちょっと専門的な話になりますー。
さぁこれで治療を終えましょう!ということになると、
一般的にはブラケット装置をつけたまま形取りをして、
石膏を流し込み、ブラケット装置が付いた状態の 石膏模型をつくります。
さらに、ブラケット装置部分の石膏を削り取って、
その模型上で歯をおさえる装置(リテーナー)を作ってから、
再度患者さんに来院し てもらい、ブラケット装置をはずし、
リテーナーをセットするという流れで診療が進んでいきます。
ウチでは、
ブラケット装置をはずすことが決まるとその場ではずしてしまいます。
きれいさっぱり。
そして次の日までにリテーナーを用意して装着です。
利点も欠点もありますが、患者さんが次の日に医院へ来てさえくれれば、
患者さん側に大きな欠点はありません。
問題はただ一つ。
医院側にあります。
次の日までにリテーナーを作ってくれる会社がないことです・・・。
一つの解決策として15分もあれば完成する透明のマウスピースのようなものを
リテーナーとして使う場合もあるようです。
しかし大きな欠点があるように思います、患者さん側に。
という訳で、ウチの患者さんのきれいな歯並びになった口の中には、
私が夜なべをして作った力作が納まっているはずです。
(みんな、サボらず使ってるかーーーいぃ?^^)
体がもつ限り、このシステムで続けたいと思います!
みなさん!お願いです・・・リテーナーをなくさないでねーー^^;