矯正歯科 東京都調布市 ふじた矯正歯科クリニック 京王線調布駅北口徒歩2分 府中市/多摩区/三鷹市/稲城市/

コンセプト Smile
 

1.治療を始める前のカウンセリング(診断)

 矯正治療は、不正咬合を患者さんそれぞれの条件の範囲内で正常咬合と呼ばれるものに近づけていく治療です。条件とは、骨の長さや幅、歯の治療状態や歯の形、本数(生まれながらに少ない人もいます)、歯周病の有無、患者さんの協力度などです。


ですから、矯正治療のゴール(結果)はポイントではなく、ゾーンであるといえます。
そして、治療ゴールのゾーンに到達する方法は1つではないことがほとんどです。


では、誰がその方法を決めるのでしょうか?


どうせなら自分の好みの方法でゴールを目指したいと思いませんか?
口元(前歯)がたくさん引っ込んだ方がいい人、とにかく歯を抜きたくない人、どうせなら抜くなら神経をとってあったり削ってある歯を抜きたい人、スピード重視の人、かみ合わせ最重視な人、患者さんの嗜好は様々です。


しかし、適切な歯科の情報がなければ、患者さんはどの方法が自分の望んでいるプロセスをたどり、自分の望んだゴール(結果)に到達するかわかりません。良いことばかりの方法は1つとしてありません。そう、各方法及びその結果は一長一短なのです。


そこで、精密検査の後で現時点におけるあなたの歯並びに関する特徴や問題点を抽出し。プロブレムリストをまとめます。さらに、問題点に対応したいくつかの治療方法を提示し、その方法の各利点・欠点を挙げ、一つ一つご説明します。その上で、矯正をやらないという方法も含めて考えていただきます。もちろん、こちらからお勧めの方法の提示もいたします。


東京都調布市ふじた矯正歯科クリニック


このようなシステムで患者さんと一緒に現時点での問題点を確認し合い、治療方法やその利点欠点を話し合った上で矯正治療のゴールを決めていく作業が、矯正治療で一番大切だと考えています。患者さん(お子さんの場合は保護者の方も)と矯正医の目指すゴールを一致させてから治療を行うことによって、みんなでがんばって矯正治療が終ったときには、たくさんの笑顔が生まれるのです。

2.装置のシステム

 矯正治療のシステムはいろいろな流派があります。私は基本的にはプリアジャステッドブラケットシステム・ストレートワイヤーテクニック、.022ROTHセットアップ、スライディングメカニクスを選択しています。アメリカで最も広く使われているもので、シンプルな上、再現性が高いシステムです。

  • ワイヤーに抜歯空隙閉鎖用ループ(犬歯の前辺りにあるツノみたいなもの)を立てなくてよい。
  • チェアタイムの短縮→口を開いている時間が少なくてすむ。虫歯や歯周病など、歯並び以外のことにも気を配る時間を増やすことができる。
  • 形状記憶合金である超弾性ワイヤーを使用することにより歯にかかる最大力を弱めることができる。
  • 今後の発展性が非常に高い。

以上のような利点があります。術者側としてはワイヤー曲げをあまり行わないことなどからストレートワイヤー法といわれますが、実際は患者さん一人一人に合わせて微妙な調整が必要になります。



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 また最近では大臼歯部(奥歯)にも矯正用バンドを極力使用していません。
理由は、歯周病のコントロールに大変有利だからです。欠点としては、一般的な医院で使用している強めの接着剤を大臼歯部だけは使うことになってしまいます・・・。それなのに取れちゃうこともありますし…。
しかし、従来どおり矯正用バンドを、半永久的に使いたい差し歯や詰め物をくっつける用の接着剤でつけた場合、矯正治療後に矯正用バンドの前後の歯と歯の間(隣接面)の接着剤をはがすのが、ものすご−く大変だと経験しています。助手任せじゃなくて、自分で取ってたんです!大変なんです。口を開いてる患者さんも大変です。
そういった意味で、奥歯の装置はまだ過渡期といえるのかもしれません。
その時点での最良の方法を、慎重に模索していきたいと思います。

3.接着剤

 セラミックブラケットや金属ブラケット、ブームも去った(?!)デーモン装置、裏側ブラケットのStbと、いろいろな歯に貼り付ける装置の情報がインターネット上などに踊っていますが、それらを歯に貼り付けるための接着剤については多く語られていません。矯正用の装置は、虫歯の治療の際に利用される差し歯や詰め物と違って半永久的に口の中に残って欲しいものではありません。歯を動かす治療が1〜2年で終了すれば跡形も無く消えて欲しいものなのです。一般的な矯正用接着剤は歯をほんの一層溶かしてザラザラにした歯面に接着剤を流し込んでくっつけるという方法を取っています。しかし、それでは役目が終わり装置をはずしたときに歯に接着剤が残ってしまいます。歯を溶かしてもぐりこませた分の接着剤を取り除くにはホンノ一層歯を削る必要があります。このお話はミクロン単位のお話です。重箱の隅かもしれませんが、生理的には嫌な話だと思い、当院では歯に直接張り付く性質の接着剤を使用しております。但し欠点もあり、接着力はやや落ちる点が挙げられます。


接着剤使用前の歯面処理後の電子顕微鏡像

歯の表面が凸凹、GC社  歯の表面がスムース、GC社

【左は通常の接着剤を使う前、右は当院使用の接着剤を使う前…メーカーホームページより引用】



4.仕上がりについて

 目指す矯正治療のゴールは以下のようなものです。出来る限りこれらの治療目標へ近づけていきます。

  
  • 患者さんの一番気になるところが、改善されていること

  • 奥歯や横の咬み合わせが、歯車がかみ合うように1本対2本なこと

  • 唇の位置などの顔のバランスが取れていること

  • 上下前歯の重なりが適切なこと

  • 隣の歯同士がコンタクトポイントで、つらなること

  • 上顎前歯歯肉の対称性がとれていること

  • 治療期間を可能な限り短くすること


  •  基本的には矯正治療が終われば、歯のガタガタ(叢生)は改善されています。それが当然で、その他の部分で治療結果の違いが出てきやすいものなのです。例えば、○△矯正装置で内側に入っていた歯を一本前に出しただけで出っ歯のまま並んだ歯並び(奥歯も咬み合わせがズレます)や、非抜歯に思い入れすぎて口元がモコッとしてしまった仕上がり(特に女の子の場合はかわいそうな気がします)、矯正治療をする前に作られた差し歯に合わせて歯が並べられて歯肉のラインが左右非対称になった歯並びなど、欠点の方が多いような気もする結果の人(相談に来られた方)を見るにつけ、この治療をする前に治療後に起こる欠点について知らされいて、「それでもいいから、その方法でやりたい!」と治療を始めているのか?不思議になることがあります。

    5.歯の健康について

     治療前のむし歯と歯周病のレクチャーから始まり、虫歯のなりやすさのテスト・インタビュー、歯周病の検査、バイトウィング、ブラッシング指導、スケーリング、PMTC、フッ素塗布など一般的な予防歯科メニューをほぼ全ての患者さんに行っています。毎月の矯正治療の際にもクリーニングと必要に応じてフッ素塗布を行います。
    但し、一般歯科医院からのご紹介の方で、予防歯科に関して自院で行うとの指示があった場合を除きます。

    6.保定について

     私たちの歯は、非常に僅かですが日々動いています。矯正しなかった人も、矯正治療が終了した人もです。その方向や移動量は様々な条件によって変わっていくものと考えていますが、今の科学ではその要因・条件について十分な説明をすることはむずかしそうです。臨床的には保定装置をつけている間は歯の大きな位置変化はありませんが、たとえ20年間保定装置を使い続けた後でも使用をやめてしまえば歯の位置変化には逆らえない場合もあるようです。矯正をする前の歯並びに戻ってしまうことはないでしょうが、少しの(生理的な?)変化はある程度覚悟しておいたほうがよいのかもしれません。患者さんそれぞれに変化の受け止め方が違うのでなんともいえませんが…少しでも歯が動くのが嫌で、矯正治療によって得られた歯並びをピッタリ保ちたいということであれば、保定装置を1週間に数回、夜間だけでも使用し続けることをお薦めします。


    矯正歯科 東京都調布市 見えない舌側矯正 府中/多摩区/三鷹/稲城 ふじた矯正歯科クリニック(京王線調布駅北口徒歩2分)

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