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2023.06.05

日常

息子に「お父さん」

前日が大雨だったその日の天気予報は午後から雨が上がり晴れるとのことだったので、折り畳み傘をさして出勤しました。帰宅時には予報通り晴れになったので、手ぶらで帰ることが出来ました。土曜日の夕方ということもあり普段の夜間帰宅時とは違う客層だなぁと思いながらエスカレーターを降り、駅の改札へ向かい足早に歩を進めていると、背後から人が近づいてくるかすかな気配とともにそっと私の手が何者かに握られました。? 自然な手の握り方だったからか怖いという感情は湧きませんでした。でも? 次の瞬間、「お父さん…」男の子の元気というよりはやや不安そう?な声でした。数歩歩きながら、あ、直前に追い抜かした親子の小学2,3年生くらいの男の子だなと察知しました。声の方へ顔を向け、頭に手を置き、なるべく優しそうな声で^^;「大丈夫だよ」と言ってみました。振り返ると本当のお父さんのもとへ駆けていく彼の後ろ姿と笑顔で会釈をするお父さん。あー、確かに私と似たような体型のお父さんです。ウチは娘なので、男の子に「お父さん」と呼んでもらう良い経験になりました。
帰宅し「実は息子ができた…」と話すと「そうですか」と冷静なリアクション。全部を話すとよかったねと言ってもらいました。なんだか、皆さんありがとう。