お休みをいただいて、日本矯正歯科学会大会へ参加するために札幌へ行ってまいりました。ドアtoドアで６時間。遠い。羽田では直前に出発時刻が２０分遅延したため、保安検査場の時間ギリギリでヤキモキしながら空港への電車に乗っていた私は余裕をもって予約便に間に合ったのでした。セーフ。

9月末の北海道は全然肌寒くない、長袖が快適な気温でした。夕飯は大学病院時代お世話になった一回り近く上の先輩とご一緒しました。ケガにより今回欠席の後輩が予約してくれたお店へ徒歩で向かいます。途中道に迷っていると突如として観光スポットが現れました。得した気分。カメラ、カメラ。

学会は事前の題目を見た段階で全く気持ちが上がらなかったのですが、歯の再植や結局マウスピースだけでは治らないので診断と主にワイヤー矯正の技術（歯の動きがわかること）が必要という話は興味深く聞けました。

帰路へ。空港のラーメン専門店街は勝ち負けが鮮明で有名店には長蛇の列が出来ている一方、全国区でないお店にはお客さんが一人もいないという現代社会の縮図が拡がっていました。無名店の店主である私（絶対にこの手の立地に出店しないが…）は非常に居心地が悪くなり居たたまれずそこを離れ、空港の商業施設内をブラブラ歩いていると人もまばらなフードコートが。おっ、ここにもラーメンあるじゃない！北海道最後のご飯をゆっくり食しました。