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2022.11.13

矯正治療ー気持ち

jyounetsu

ウチの患者さんの職業で目立って多いのは、看護師さんです。オペ室の方から精神科の方まで様々な科に皆さんお勤めです。先日、そんな看護師の患者さんとの会話で矯正の話になり、治療の秘訣みたいな話だったか?患者さんの質問に私が「情熱をもってやる」みたいな返答をしたところ「またまた、先生~ ^^」のような患者さんのリアクションでした。「そんな感じしな~い」と患者さん。そこで情熱をもって治療していなければこの結果にはなっていませんよとお伝えすると、そこは医療従事者、「・・・たしかに!」をいただきました。看護師さんに限らず、ご自身の職業に置き換えると大概のことは合点がいきますよね。まぁーそうだなぁ~、と。

これはとても幸せなことですが、ウチの患者さんたちは、いい結果・治療前にふじたにこと細かに聞いていた結果になるのがごくごく普通のことだと思っていそう(皆さんに聞いたわけではありません^^;)です。私の実力だと、このことはイージーではありません。事前に決めた結果へたどり着くためには、歯科医をはじめとして歯科衛生士・スタッフはもちろん、たぶん患者さんにもそれなりの集中が必要だと思います。まあ、これを自然に治療の流れ・計画に落とし込み、ズルせずコツコツ粛々と進めていくには、事前に決めた結果を出すっ!という静かな情熱が必要不可欠です。

父も医療従事者でした。すでに引退しましたが彼のモットーは「赤子の手をひねる医療をしない」でした。分野は違えど踏襲しているつもりです。いや私の方がちゃんとやってるかも^^
治療結果に対して患者さんは判断がつきずらいです。情報を持っていないし、与えられていないからです。ですから世の中にはいろいろな矯正治療⁈が存在しています。実際、他院で治療を終了した患者さんが相談に来られます。

「そんな感じしな~い」と言われる関係性をキープしつつ⁈、粛々と事前に決めた結果を出し続けたいと思います。時を経て、なんだかあそこの矯正治療まともだったのかも?って思ってくれる患者さんがいてくれたら、再治療のために路頭に迷う患者さんが限りなくゼロに近づいてくれたら本望です。反面、能力的なキャパシティーの問題もあり、オモテナシ等々は手薄になっているのかもしれません^^; 平にお許しくださいませ m(_ _)m